現在弊社では、SR Officeの開発以外にロービジョン(弱視)のための方のソフト開発を医師、大学の先生等と連携し行っています。
SR Officeの開発を始めてから、基本的には受託業務は一切お断りさせていただているのですが、この仕事だけは、弊社が創業当時からお世話になっている先生からの直接のご依頼でしたので、継続してお手伝いさせていただいております。
SR Officeの開発でもそうですが、やはりその道のプロと組む仕事は、通常では話すことや出会うこともなかったであろう出会いもあり面白いものです。この仕事では、なぜか、ロービジョン学会にまで参加させていただきました。(話は専門的すぎでさすがに理解できないことが多かったですが・・・)
このソフト開発は具体的にどのようなものかといいますと、iPadでロービジョンの方の視野を可視化し、ロービジョンの人達は実際にどう見えてるのか?職場に死角があるのではないか?ちょっと職場レイアウトを変更するだけでロービジョンの人達も安心して働けるようになるのではないか?
そこには就労支援を促すという目的があります。障害者雇用の問題は、国でさえ、法定雇用率を不適切に計上し実態は大幅に下回るということが大きな問題となったことは記憶に新しいと思いますが、現在私たちが開発しているソフトがまたこのような場面においても少しでもお役に立てるものであると思っております。
また就労支援というと、なんとなく社労士の先生の仕事とも繋がりますよね。
縁を大切に仕事をすすめていきたいと思います。
なんと本アプリ今度は第73回日本臨床眼科学会で演題として取り上げて頂く事になりました!